桜の咲くころ

どうも。
睡眠時間を一日7時間に削ったら寝不足でフラフラの村上です。


ここ数日、広瀬川がモスグリーンなんですよね、何でなんでしょう。雨が続いたからですかね。
せっかくの清流が勿体ないです。保全活動で頑張ってらっしゃる方々もいらっしゃるみたいですし。
土日なんかに活動しているのをたまに見ます。
私もぜひ微力ながら……と、実はひそかに参加希望だったりするのですが、なかなか時間が無くて。
受験生は大変です。
で、広瀬川ですが、堤防のあたりに桜が植えられているんですね、綺麗に咲いていて心がなごみます。
なんかポトマック川を思い出しますね。
桜は一高でも咲いてきましたね。
3年生の教室は4階ですから、よく見えるんですわ、これが。
まして窓際族の私なんかは特にね。
出席番号が後の方になるこの名前には感謝しないと。
授業中、喋っているおっさんに飽きてきたら、ふっと窓の方を見る。
するとですね、桜がこっちに向かって笑っているんですよ。
よくですね、女の子の笑顔を「まるで大輪の花が咲いているかのようだ」なんて形容しますけどね。
私に言わせれば逆ですよ。
あの美しい桜が、「まるで女の子の笑顔みたい」なんです。
空知は言っていました。「女の一番の化粧は笑顔」だと。
ここでちょっと考えてみましょう。
いつも笑っている笑顔の素敵な女の子と、たまにしか笑わないがその笑顔がとても魅力的な女の子。どちらがより可愛いのでしょうか。
前者は純粋に嬉しいし、後者は普段とのギャップがたまらないですね。
まあ結局「どちらも可愛い」と言ってしまえばそこまでなんですが。
でも桜は、あの日本人の心に喩えられる可憐な花は、絶対に後者の方だと思うんですよね。
花を咲かせるのは1年のうち限られた期間だけ。
だから人々は、桜を恋しく思うのではないですかね。
これが年中咲いていたらそうはいきませんから。
それにですね、天気予報で「桜前線」をやっていますが、こんなのをやるのは桜ぐらいですよ。
待っている時間も恋の内。
いわば私たちは、ずっと桜に恋しているのかもしれませんね。


一高の桜も間もなく満開でしょう。
出来れば新入部員が入る日に満開になってほしいものです。
去年みたいに新入部員との親睦を深めるお花見をしたいですから。


春は新しい恋が始まる季節、なんてよく言いますが、これを桜に置き換えれば、そうですね。
「春は待ち詫びていた恋にまた会える季節だ。」


日本人の桜を愛する心は恋のようなものだ、という考え方、どうでしょうか。
慣れないことを語ってしまいました。
まあでも、ちょっと桜色の気分になってきませんか?